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信藤三雄先生

ある専門学校のお仕事で、アートディレクター さんの特別講義を聞く機会がありました。信藤さんは、松任谷由実さんやミスターチルドレン、ピチカートファイブなどのアーティストのアルバムのジャケットデザインを手がけるほか、PVのディレクション、映画監督など、グラフィックデザインのみならず映像の世界でも活躍されています。2005年に実施された「ホワイトバンドプロジェクト」など、ソーシャルデザインの分野の活動でも知られています。

信藤さんはこの専門学校のOBであったことから、特別講義につながったとのこと。講義の様子を、学校が受験希望者向けに配布している情報誌に掲載するため、私が講義に出席したというわけです。(続く)

参加した約100名の学生に向け、デザイナーとして成功するには、などの話題を熱く(口調は落ち着いて静かなものでしたが)語られました。「自分のデザインで、少しでも世の中を良くしたい」という話題があったのですが、「僕は今の世の中が嫌いなんだよね」という言葉から始まったのが印象的でした。信藤さんのデザインへのエネルギーの源が感じられたように思いました。

こういう仕事をしていると、信藤さんのように、普通のサラリーマン生活ではめぐり合うことができない方を間近にする機会があります。

千葉商科大学学長(当時)だった加藤寛さん。首都大学東京学長の西澤先生。テレビ東京ワールドビジネスサテライトのキャスター大浜さん。ギタリストの吉川忠英さんなどにインタビューさせていただきました。

中でも緊張したのは、哲学者の梅原猛さん。インタビューしたわけではなく、あるイベントの実行委員会(梅原先生が委員長です)でお会いしました。毎年一回あるイベントの広報関係のお手伝いをさせていただいてるのですが、われわれが提案したポスターのアイデアを、ニコニコ笑いながら「どうですか、皆さん」などといいながら委員に諮り、議事を進行されていました。
若いころから「聖徳太子」や「塔」、「水底の歌」など、先生の著作のファンだった身としては、目の前で梅原先生が動いていて、しかも私の書いたコピーについて言及されているという事態が、すぐに現実とは捕らえられず、妙な感覚でした。今年もまたプレゼンの時期がやってきます。今後ずっとかかわって行きたい仕事であるので、がんばりたいと思います。

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Comments

初めてコメントします。
進藤先生って有名な方なんですよね?
昨年、うちのお店に若い奥様と一緒にいらして、
そんなに有名な方とは知らずに対応して、
帰ってから申し込み用紙に書かれた名前を検索してびっくり!しました。
どうみても、オジサン。というより、
オジイサンだったのですが。。。(笑)

Posted by: おすた | June 19, 2008 at 11:17 PM

おすたさん こんばんは。
コメントありがとうございます。なかなか飲み会セッティングできなくてごめんなさい。
信藤先生は1948年生まれ。60歳ですね。若い奥さんはミュージシャンの「もりばやしみほ」さん。1996年よりMirey(みれい)名義で環境医療の一環としての「ガーリー風水」を提唱している方だそうです。
うーん、おじいさんに見えなくもありませんが。私も“おじいさん”と言われるまで、あと10年か…。

Posted by: 新井です | June 20, 2008 at 12:21 AM

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