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母のこと 12

斎場に着くと、親戚の皆さんがすでに参集されていました。
この数年、父母の住んでいた栃木県佐野市は、父の出身地とも、母の出身地ともかなり距離があり、皆さんかなり遠方よりご足労かける形になってしまい、恐縮しました。最近ではすっかりご無沙汰していた方が多く、父と手分けしてご挨拶をしながら、母がどのように最後を迎えたか、皆さんにお話しました。
もっとゆっくりお話をしたかったのですが、お香典の受け取りやら、供花の注文のやり取りなど事務処理が発生し、感情が現実に引き戻されていきます。

そうこうしているうちに、会社の役員の皆さんが来てくれました。今日の導師の方も到着し、通夜の儀が始まりました。導師の方は、葬儀一式をお願いしたJAから紹介された近隣の曹洞宗のお寺のご住職でした。

新井の家の菩提寺は、真言宗のお寺です。父がお願いしたのですから仕方がないのですが…。真言宗のお経で送ってあげたかったです。

しかし、自分がこんなことを考えるようになるとは思わなかった。先祖とか、これまでのしきたりとか、大事にしなくちゃならんと思います。奥さんの実家の皆さんと接するようになって、いろいろな経験をして、新たな知識に触れ、人間、何を大切にしなくてはならないかを考えるようになったのだと思います。

お経が終わると、お棺を釘で固定する作業が始まります。母の顔を目にするのはこれが最後です。しっかり目に焼き付けようと思うのですが、涙が止まらず、だめでした。


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