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母のこと 16

前回は、内容がちょっと横にずれてしまいました。今回は14の続きです。

1時間ほど経ったでしょうか、係の方が呼びに来ました。

火葬が終わった母の遺骨と、いよいよ対面です。
病気のせいでしょうか、母の骨は本当に小さなものになっていました。

参列いただいた皆さんにもご協力いただいて、骨壷に遺骨を納めていきます。

お疲れさまでした。
苦しかったよね。
でも、もうゆっくり休めるよ。
15年間、がんばってくれてありがとう。
何も力になってあげられなくてごめんね。
あなたのことは、絶対に忘れないから、
できたら、どこかから僕らのことを見ていてください。

いろんな思いが次から次へ湧いてきて、もう、何が何やら。
悲しくて、さびしくてたまらなかったけれども、
ほっとしたと言うか、安心したら、また涙が出てきました。

今でも、このときのことを思い出すことがあります。
母とはもう会えないということにようやく納得できたんだと思います。

骨壷を抱え、斎場に戻るためにバスに乗り込みました。
壷を収めた箱を通じて、遺骨の温かさが伝わってきました。


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