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勇気をくれる言葉【自衛隊の宣誓】

前回のエントリーでは、あまりの情けないニュースにあきれて思わずネガティブなことをわめいてしまいました。反省。今後は、みなさんの心が明るくなるようなエントリーを心がけて行こうと思います。

相変わらずコントロール不能な状態が続く福島第一原発ですが、収束のための作業を行った自衛隊、消防隊、現地作業員のみなさんの様子をレポートする記事が週刊誌などに載るようになってきました。

被爆の危険も顧みず必死に作業に挑み続ける彼らには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

防衛大臣は今日の国会で、原発のタービン建屋にたまっている放射線を帯びた汚染水の処理について「一義的には東電中心だが、どうしても自衛隊の力が必要だという合理的な理由があれば積極的に対応する」なんてことを言ってます。また彼らが厳しい任務に赴く可能性があるのかと思うと、本当に心が痛みます。とは言え、私が現地に行っても屁の突っ張りにもならないし、仕事を頑張りながら応援するしかありません。

今週号の週刊ポストにも彼らの働きを報じた記事が載っていました。次の日から原発の放水に入る自衛隊を、福島県内の高速道路のパーキングエリアで取材したようです。ちょっと長いけれど引用します。

「後ろに控えた隊員たちは、それぞれ23、27、31歳の若き隊員たちだった。声をかけると、『お〜ポストか』と笑顔を見せる。タバコを吸いながら談笑する表情に気負いはまるで見えない。
『人員削減のせいで人数が足りない。でも“宣誓”してるからね』
年長の31歳隊員がいった。「宣誓とは何か?」と記者が聞くと、自衛隊に入隊するときに読み上げるのだという。おもむろに彼がそらんじると、年若の二人も後に続いた。
『事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に勤め、もって国民の負託にこたえることを誓います』
つかの間の合唱の後、『宣誓にウソはつけないから』と31歳隊員はいった。」

あー、ダメだ。書いていて泣けてくる。

不安もあるだろう。家族がいれば、家族も気がかりだろう。そもそも大量の被爆をすれば自分の命が危ないのである。しかし、彼らは自衛官として自ら誓った言葉を胸に、決して防衛大臣は近づかないであろう現場に赴くのだ。

「国を守る仕事だから当たり前」という考え方もあろうが、やはり、今、福島が破局的な状況になるのを食い止めているのは、彼らのこういう「気持ち」だと思う。

原発以外でも、この国の困難は続いている。彼らが活躍(とは言いにくいけど)する機会も多いだろう。ぜひ無事に責務を完遂し、元気に戻ってきて欲しいと願わずにはいられない。

ちなみに、原子力安全・保安院のウェブサイトには、彼らの行動規範として、「強い使命感」「科学的・合理的な判断」「業務執行の透明性」「中立性・公正性」というものが挙げられています。
原子力安全・保安院の職員の方は、これを読んだり、自らの指針にしているのかな?誰も大事にしてないなら、とっととページを削除した方が良いと思いますよ。


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