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<コピーライターへの道18>

■たまには違うお話を。しばらく前に書き続けていてずっと放置してた話題ですね。

■本当に小さな広告代理店でコピーライターの仕事を始めた訳ですが、ちょうどバブルの崩壊する少し前で世の中の景気は信じられないほど良く、私の働きや能力とは関係なく会社の業績は好調。1年目の冬のボーナス(懐かしい響きだねえ)に、なんだか予想もしない金額が支給されて、社員一同大喜びしたことを覚えています(その後何かの計算ミスがあったということが発覚するんですが)。
■結局、この会社には足掛け12年在籍しました。辞めた理由はいろいろありましたが、一番大きかったのは前回の記事の終わりあたりに書きましたが、特定のクライアントを長く担当しすぎたことだと思います。
■商品開発の現場に近いところで仕事をし続けていたので、製品の技術的な知識やマーケティングに関する情報は嫌というほど身につけることが出来たと思うのですが、今から考えると、それを生かすことができなかった。ただ詳しくなっただけだったんですね。
■自分の中に蓄積した製品や企業が発信したいと考えていた情報を、どんな切り口で編集し、どんな視点で表現すれば、お客様に有益な情報提供が出来るのか。そういう提案ができていればよかったのですが、詳しくなることに汲々としていた。だから、お客様の立場になったコピーが書けていなかったんでしょうね。
■「新井さん、うちのこと知りすぎているんだよ。だからコピーがつまらないんだよ」。クライアントの担当者にこう言われたことがあります。以来、だんだん仕事がスムーズに進まないことが多くなりました。

■そうこうしているうちに、景気の方も怪しくなってきます。行き過ぎた土地高騰は不動産取引の「総量規制」につながり、それをきっかけにバブルが崩壊。広告予算もどんどん削られて行くことになります。お金の面でも
仕事がスムーズに進行しなくなるわけです。
■さて、どうしたものか、と思っていた1993年3月。母が倒れました。障害が残り、結構な金額の医療費が必要になりました。そのためには少しでも多く稼げる職場に、というのが転職の直接のきっかけでした。

(つづく)

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