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<コピーライターへの道28>

■件の会社には、私と同時期に入社した人も含め、自社メディアを販売する役割の「営業」担当の社員がかなりの人数が入ってきていました。しかし、最初のうちは毎日顔を見ていた人が、気がつくといつの間にか顔を見なくなるというケースがちょくちょくありました。
■まあ知名度もないメディアだし、どうも人数確保のためにあまりこの手の仕事の経験がない人もやる気があれば採用しているようでもあるし、ある程度仕方ないのかと思っていましたが、それにしてもちょっと多いな、と気になるようになってきたんですね。
■そのうち、何度か仕事を一緒にした営業の中からもフェイドアウトして行く連中が出始めます。消えて行くのは男性が多く、残っていた女性営業の何人かと話してみると、中にはまったく仕事がとれず辞めていった人間もいたものの、いつまでも正式採用されないことに不安を持ち、ほとんどが会社を去っていったようです。まあ、その後私もそういう理由で離脱を図ろうとしていた矢先に首になるわけですが。
■不安を感じてやめる人もいましたが、そうでない人もいたようです。聞いた話ですが、営業日報に記載された営業先に経営陣が電話をかけて、日報を出した営業が本当に訪問していたか確認し、少しでも日報と異なると、それをとがめて退職させたとか、アポとアポの空き時間を利用して私用を済ませたことをとがめて、ということもあったようです。(そんなこと、私もやってましたがな)
■入社して半年ほどたった頃、なかなか進展しないある案件にかかわっていたのですが(利用できるリソースについて社長が一顧だにしてくれなかったので、私もあきらめてましたが)、その責任を私にとらせるような出来事が多くなり、エーいそういうことなら、といくつかの転職先を当たり、来週は面接ウィークだ、と思っていた忘れもしない2000年7月7日金曜日、人事総務を担当している女性から呼び出され「あなたとは契約できません。本日を持って解雇します」と告げられました。
■振り向いたらダンボールに私物を詰めたガードマンが立っていた、なんて話がアメリカの会社では良くあるらしいですが、私の場合はまだそれほどドライではありませんでしたが、その翌々日、日曜日を指定され、一人出社し、その女性の監視の下私物を片付けました。
■結局7ヶ月、まあ仕事はそれなりに面白くできましたが、身分も人間関係も安定しない環境で働くのは堪えました。首になった次の週、今勤務している会社への採用がほぼ決まりました。あと一週間早ければ、と思いましたが、その場合こちらから辞表を出していたわけで、すぐに失業給付が受けられなかったので、あれでよかったのかな、と今になっては思います。

(続くよなあ…)

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