鉄道ファンを見て思うこと
このところ仕事が立て込んで、毎週末の実家行きも金曜日の終業後という訳には行かなくなっています。金曜日遅くまで仕事をして、帰宅後家の掃除や洗濯。少しだけ寝て早朝の電車に乗って実家へ向かいます。
今まで暗闇の中だったので気がつかなかったのですが、朝の光の中、宇都宮線に乗って外を見ていると、あちこちにカメラを構えた鉄道ファン、鉄ちゃんがいることに気がつきました。
周囲が田んぼで見通しの良いところ、線路が少しカーブしていて、そのクリッピングポイントに踏み切りなんかあった日には、確実に電車の通過を待ち構えています。
早朝からみんなすごいなと思いながら見ていたのですが、そのうちあの情熱を何とか良い方向に利用できないかと思うようになりました。で、こんなアイデアを考えました。線路内に立ち入って起きるトラブルも防げるのではないか。
そのアイデアとは。
線路内の敷地を利用して、公式の「撮影スポット」を作るということです。鉄道ファンが集結する有名な撮影スポットが全国に存在しています。そこに、安全に撮影できる撮影小屋を作り、有償で利用してもらうのです。
OBを活用するなどして、撮影や路線のことに詳しいガイド的な人材を配置しておけば、利用者にも感謝されるばかりか、事故防止など安全管理の上でも好都合ではないでしょうか。初心者の方でも安心です。
「自分だけのスポットを探すのが生きがい」というエクストリームなファンには敬遠されるかもしれませんが、初心者の方や子どもと一緒に撮りに行きたいというファンには受けるでしょう。暖房など小屋の環境を快適なものにしておけば、金と良いカメラはあるが体力的にちょっと、というシニアファンの間でも人気が出るかもしれません。
旅行会社と組んで、撮影小屋めぐりのパックツアーなんか売り出せば、いわゆる「鉄ちゃん」ではない新たな鉄道ファン層の掘り起しができるんじゃないか、などということを考えているうちに、湘南新宿ラインは小山に到着していました。
い出した。
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